鬼ころし(小山本家)とスピリタス検証
鬼ころし検証第9弾。
まだまだ出てきます。というよりこれを除いてあと2種類あります。
もうたくさんあるんだから、ねぇ…
検証方法
- 鬼ころし(小山本家)のみ
- 鬼ころし(小山本家):スピリタス 19:1
- 鬼ころし(小山本家):スピリタス 9:1
- 鬼ころし(小山本家)のみ(熱燗)
- 鬼ころし(小山本家):スピリタス(熱燗) 19:1
- 鬼ころし(小山本家):スピリタス(熱燗) 9:1
評価方法
- 以下の5段階で付けます。
- (1…呑めたものではない ~ 5…これはいける!!)
検証結果
鬼ころし(小山本家)のみ…4
小山本家酒造の鬼ころし。
まずはそのまま。
最初にすっと甘さが来てから、すぐに辛口特有の酸味がブワッと広がり、
後味として残る感じですね。
他の鬼ころしよりも、変化に富んでいる分美味しく飲めます。
うん、悪くないです。
味の変化があるおかげで酒臭さも最後になるまで気にならないですしね。
鬼ころしの中で一番好きな清洲桜醸造と並ぶくらい好きな味わいです。
鬼ころし(小山本家):スピリタス 19:1…3
そんな鬼ころしに、スピリタスを19:1で投入。
うーん、これはスピリタスを入れないほうが美味しいですね。
味の変化がなくなってしまってさっきの甘さと酸味が混ざって
最初から最後まで続く感じになりました。
最後のブワッとする感じは強くなったけど、
そのブワッとする味が平坦になってしまってますね。
鬼ころし(小山本家):スピリタス 9:1…3
スピリタスを追加して9:1で。
うん、ここまで入れると他のと同じくスピリタスが全体をおおいますね。
うーん、この鬼ころしは入れないのが正解ですね。
少なくとも、冷の場合はですが。
鬼ころし(小山本家)のみ(熱燗)…3.5
と、いうことで、
小山本家酒造の鬼ころしの熱燗。
まずはそのまま飲んでみましょう。
熱燗にすることで、元は甘み→酸味というように別々に来ていた味わいが
混ざって両方とも一度に感じられるように。
後味としては酸味が優勢。
可もなく不可もなくで、常飲できるレベルではある…かなと思います。
鬼ころし(小山本家):スピリタス(熱燗) 19:1…4.5
スピリタスをちょっと入れて、19:1で熱燗にしてみましょう。
なるほど、さっき言ってた甘さと酸味のバランスがひっくり返って、
甘さがメインになりました。
うん、後味として残るのも旨味になってるから美味しいですね、これは。
予想はしてたから驚きはないけど、今までやったやつの中では、
相当に上位に来ます。
鬼ころし(小山本家):スピリタス(熱燗) 9:1…3
スピリタスの分量を増やして9:1に。
うん、これもこの時点でスピリタスになりました。
どの鬼ころしも本当にこの傾向だけは変わらないですね。
入れすぎるとスピリタスの味になる。
でも、そこまで酒臭くてきついわけではない、と。
うん、悪くない鬼ころしでした。
値段も安いですし、常飲してもいいですね。