歩苦 求路の備忘録 (旧:奇人な鬼神)

お酒、特にスピリタスについて備忘のためにつらつらと。

ホワイトベルグとスピリタス検証

さて、しばらく試していなかった
すっきり系のビールで試してみましょう。
まずは、ホワイトベルグです。

検証方法

検証結果

ホワイトベルグ…4

f:id:ectogre:20190804155029j:plain 喉で味わうと、苦さを包むように、
柑橘系の爽やかな酸味が感じられます。
すっと入って飲みやすい感じですね。

一方、舌で味わうと、爽やかな酸味があまり感じられずに、
最後に苦味だけ感じられます。

ゴクゴク飲むのを楽しむためのビールですね。

ホワイトベルグ 数滴…4

f:id:ectogre:20190804155041j:plain さて、そんなホワイトベルグスピリタスを数滴入れてみましょう。

喉で味わうと、酸味が感じられる感覚が早くなった感じです。
酸味酸味酸味最後だけ苦味って感じにになります。
全体的には変化が少なくなって飲みやすいです。
でも、その分物足りなさを感じるところもありますが…

一方、舌で味わった時は酸味が感じられるようになり、
また、苦味よりも甘みが感じられるようになり不思議な感じです。
うん、悪くないですね。

ホワイトベルグ19:1…4

f:id:ectogre:20190804155057j:plain 喉で味わうと、最初から最後まで甘くなるってる感じです。
うーん、まずくないけどのっぺりって感じで、
先ほどよりも物足りなさは増してしまった感じです。

舌で味わうと、甘くて香ばしいです。
でも、ちょっと酸味があってうまうまって感じです。

これは完全にチビチビ用になったね。

ホワイトベルグ 9:1…3

f:id:ectogre:20190804155109j:plain 喉で味わうと、
先ほどよりそろそろ味の変化がなくなってくどくなった感じがします。
さっきのが限界点だったかなと思います。

舌で味わった時も同じくって感じですね…

うん、これ以上はよろしくないですね。

それでも、第三のビールとかと比べると、
どれも安定している味わいでした。

サントリー ザ・プレミアムモルツとスピリタス検証

さて、ザ・モルツは大成功でした。
では、プレミアムなモルツならどうなんでしょう。
うまみをうまく引き出してくれるかどうか、期待できます。

検証方法

検証結果

ザ・プレミアムモルツのみ…4.5

f:id:ectogre:20190731193225j:plain まずはそのままいただきます。

喉で味わうと、結構苦さが前面に来ます。
逆に、舌で味わうと完全にビールが抜けるまで旨味を感じて、
その後苦味を感じるように。
味の変化に富んでるビールですね。

これだけ味の変化があるから、
普通に飲むと喉と舌の両方で味わえて、
うまうまなんでしょうねぇ…

ザ・プレミアムモルツ:スピリタス 数滴…4

f:id:ectogre:20190731193236j:plain さて、スピリタスを数滴入れてみましょう。

喉で味わった時に旨味を感じるようになりました。
しかし、苦さがなくなったから締まりがないといえばない感じもしますね。

舌の上で味わうと…
うーん、旨味は変わらずに、というよりもむしろ鈍くなった感じがします。
そして酸味がでてきたのかな。

飲みやすくはなったけど、
味わいとしては飲みごたえがなくなってしまった感じですね。

これならそのまま飲んだ方がいい感じです。

ザ・プレミアムモルツ:スピリタス 19:1…4.5

f:id:ectogre:20190731193247j:plain さて、ちょっと期待外れだったけどどうなるのか…
ここから崩壊したら嫌だなぁ…

と、思ったのですがそれも杞憂で、
飲み始めから分かるうまさって感じになってました。
舌→喉って形で味あわなくても、うまいって感じられる味ですね。

舌の上に乗せると、最初は麦の味が感じられた後に、
舌から消えるとともに苦味ではなくてほのかな酸味が感じられます。

プレモルは数滴入れるよりもきっちり入れた後の方がうまうまって感じですね。

ザ・プレミアムモルツ:スピリタス 9:1…4.8

f:id:ectogre:20190731193300j:plain さて、比較的不安はない
プレミアムモルツスピリタス=9:1です。

あら、他のビールと同じく甘〜くはなってるけど、
それでもスッキリ感が失われていません。
最後に酸味が締めてくれる感じです。
すごいなぁ…
くどくないです。

舌に乗せると、甘々やねぇ…
微妙に違うけど、こっちはいつもの味って感じです。
うまうまです。
でも、総じて酸味があるおかげで、
削れないでスッキリまとまってるって感じですね。

数滴入れた時の差で安定感ではザ・モルツより劣るけど、
きっちり入れれば安定して美味しい感じがプレミアム。

ビールではザ・モルツとプレモルが2強ですね。
あくまで自分が試した範囲ですけど…

それでも、第三のビールとかと比べると、
どれも安定している味わいでした。

サントリー ザ・モルツとスピリタス検証

前回のキリンラガーがうまくいかない理由が、
ラガービールの苦み(≠IPAの苦み)だったのであれば、
これならばうまくいくのでは???

ということで、サントリー ザ・モルツでやってみました。

検証方法

  • ザ・モルツのみ
  • ザ・モルツ:スピリタス 数滴
  • ザ・モルツ:スピリタス 19:1
  • ザ・モルツ:スピリタス 9:1 

    評価方法

  • 以下の5段階で付けます。
  • (1…呑めたものではない ~ 5…これはいける!!)

検証結果

ザ・モルツのみ…4

f:id:ectogre:20190728171931j:plain まずはそのままいただきます。

喉で味わうと、くどくない程度の甘さが主に感じられて、
後味がほんのり苦い感じでおいしいですね。

舌の上に乗せても、基本的にその感触は変わらず、
旨味→苦味という感じでやってきます。
うまうまですね。

ただ、舌の上に乗せると苦さが結構続くなぁ…
まぁ、これはこれでってっ感じですね。

ザ・モルツ:スピリタス 数滴…4.5

f:id:ectogre:20190728171946j:plain 次はスピリタスを数滴。

うーん、のどで味わう分には、あまり変化が感じられないですね…
良くも悪くも変化なしってかんじです。

舌の上に乗せると…
最初の味わいは変わらないけど、
入れない時には後味に来ていた苦味が隠れて、甘くなってる感じですね。
味わう分には、格段に飲みやすくなってうまうまですわ…

ザ・モルツ:スピリタス 19:1…4.5

f:id:ectogre:20190728171957j:plain これはちょっと期待ができそうな、
ザ・モルツ:スピリタス=19:1

喉越しは…
うん、飲んでいるときはくどくない程度の旨味が感じられます。
旨味が強くなった感じでしょうか?
そんでもって苦さがなくなってスイスイ行ける感じですね。

舌の上に乗せた場合は旨味だけが感じられていい味わいに。
苦味がいらないときはこれがよさげですね。

ザ・モルツ:スピリタス 9:1…4.5

f:id:ectogre:20190728172007j:plain うーん、前がいい感じだったけど、こっちはどうやろ??
前回が今一つだっただけに、ちょっと不安です。

あら、壊れてない。よかった…
単純にのどで楽しんだときは甘さが強くなっただけですね。
さっきとは好みがわかれそうですが、こっちも美味しいです。
これなら、多少雑に作ってもまずくならなさそうですね。

舌の上に乗せた時もあま〜い感じが口の中に広がって嫌な感じがなくておいしいです。


うん、間違いなく、今まで試した20余のビール飲料で、
いちばん安定してる銘柄でした。

これはスピリタスオススメです。
入れる量に慎重にならなくてもいい分
アサヒスーパードライよりも気軽にできるとは思いました。

キリンラガービールとスピリタス検証

IPAの苦さは無事に生かすことができました。
でも、苦さの種類が違うラガーはどうなんでしょう?

検証方法

  • キリンラガーのみ
  • キリンラガー:スピリタス 数滴
  • キリンラガー:スピリタス 19:1
  • キリンラガー:スピリタス 9:1 

    評価方法

  • 以下の5段階で付けます。
  • (1…呑めたものではない ~ 5…これはいける!!)

検証結果

キリンラガーのみ…4

f:id:ectogre:20190728165941j:plain まずはそのままいただきます。

喉で味わうと、爽やかな苦さの後、
ビールが通り過ぎた後もいやらしくない苦さが残る感じで、
まさにさわやかな苦さを味わうって感じになります。

舌に乗せると、のせた瞬間はちょっとだけ酸味が感じられるけど、
その後にラガーのくっきりとした苦さがありますね。

これぞって感じの味です。

キリンラガー:スピリタス 数滴…3.5

f:id:ectogre:20190728165952j:plain 次はスピリタスを数滴。

喉で味わうと、苦さを期待すると悪い意味で裏切られる感じがします。
なぜか、酸味が前面に出てる感じですかね?

一方、舌の上に乗せると旨味が感じられていい感じです。
ただし、若干バランスが崩れてる気がしなくもないです。
苦さも残ってるからどっちで楽しめばいいのか…
って感じですね。

キリンラガー:スピリタス 19:1…3.5

f:id:ectogre:20190728170126j:plain 正直、アサヒスーパードライに比べると、大分不安ですがやってみましょう。

喉で楽しむと、
甘さの後ろにほんのり苦味が来るようになりました。
ここまで苦さが隠れるところ、素直に旨味として楽しめる感じです。

舌で楽しむと、うーん、今ひとつですね…
なんかリキュール感が出てきたというか、
すごくチープになってしまったというか。

キリンラガー:スピリタス 9:1…3

f:id:ectogre:20190728170136j:plain もうここまで行くと不安しかないんですがやってみましょう。

結論としては、喉で味わうにしても舌で味わうにしても、
くどくなってしまっていてこれはいけない感じですね。

やっぱり入れるのであれば、19:1がベストです…

甘くなりきれずに喧嘩してる感あります。
苦さがあるといってもIPAのようにうまくはいかないもんですね。


ビールはビールでも、サッポロ黒ラベルアサヒスーパードライとは違って、
今一つの結果になりました。

いったいなぜなんでしょうかね…?

サッポロ黒ラベルとスピリタス検証

ビールとしては一番癖がなく安定していると、個人的には思ってます。
さて、その安定感は崩れるのでしょうか?

検証方法

検証結果

サッポロ黒ラベルのみ…4

f:id:ectogre:20190721091054j:plain まずはそのままいただきます。

舌の上に乗せると、心地よい苦味が広がってうまうまですね。
苦みとうまみがいいバランスで、
くどくなくて物足りなくもないからとても飲みやすいです。

喉で味わうと、広がるのが麦の旨味に変わります。
癖がなくとも2種類味わえるいい感じのビールですね。

サッポロ黒ラベル:スピリタス 数滴…4.5

f:id:ectogre:20190721091106j:plain さて、サッポロ黒ラベルスピリタス数滴入れてみましょう。

舌にのせた時には、苦さが薄くなり、
喉越しであった旨さが感じられるようになりました。

あと、酸味も感じられるようになったかな、珍しい傾向です。

そして、喉越しわ変わらず旨味だけを感じられます。
これは純粋にうまうまですね…

サッポロ黒ラベル:スピリタス 19:1…4.5

f:id:ectogre:20190721091126j:plain う~ん、まだ大丈夫だと思うけどちょっとだけ不安です。

舌に乗せると、
完全に甘〜くなってまったりできる味に、
しかし、くどくなくていける感じです。
これもうまうまですね。

突飛な味はしないけど、
ふつーにおいしい味わいです。

喉に感じてはあまあまでおいしいです。
しかし、こっちはちょっとだけくどいかもしれません。

これは、数滴入れた時とは好みで別れる感じですね。

サッポロ黒ラベル:スピリタス 9:1…2.5

f:id:ectogre:20190721091137j:plain 舌にのせた時の味わいが、まだ飲めなくはないけど…
くどくなってしまいました。

喉で味わう時にもちょっとリヒ付きを感じるようになっています。

うん、これは適正ゾーンを超えてしまったみたいです。
入れすぎですね。


やはり、リキュール類よりもビールの方が味が安定したり、
複数の顔を見せてくれたりして面白いですね。
これも、検証のし甲斐があります。

頂とスピリタス検証

頂点とはどこの頂点なんだろうか?
ということで今回はサントリー 頂で検証してみます。

検証方法

  • 頂のみ
  • 頂:スピリタス 数滴
  • 頂:スピリタス 19:1
  • 頂:スピリタス 9:1 ←諸事情により中止

    評価方法

  • 以下の5段階で付けます。
  • (1…呑めたものではない ~ 5…これはいける!!)

検証結果

頂のみ…2

f:id:ectogre:20190714152305j:plain まずはそのままいただきます。

喉で味わうと、うーん、なんていうか、
わざとらしい麦の味わいに甘さが乗っている感じの味がしますね。
作ったあまい味というか…
喉に残る味がそんな感じです。

舌で味わうと、最初から最後までその麦の味があるって感じですね。
久しぶりに、入れたらあかんと真面目に思えるものです。
大丈夫かな、これ…

頂:スピリタス 数滴…2

f:id:ectogre:20190714152317j:plain でも入れます。
頂にスピリタス数滴です。

うん、喉で味わうとほとんど入れないときと変化がありません。
若干、後味のえぐみがなくなるかな?
っていう程度です。
あとは、入れない時に比べて先に挙げたの甘みが
結構早くやってくる感じですかね?

舌で味わうと、うーん、とてもくどいです。
いきなり甘さが来て休む間も無く苦さとえぐみが…

うん、これ以上入れることに対して嫌な予感しかしません。

頂:スピリタス 19:1…1.5

f:id:ectogre:20190714152330j:plain そんな今までの中で一番強い不安を感じつつ、
次行ってみました。

うん、喉越し変化なし。
いや、くどい甘さがさらに際立ってしまっています…

舌に乗せると、
うん、これはきついです…
くどい、くどさ→苦さで飲めたもんじゃなです…

と、いうことでこれ以上はしんどくなったので検証は中断です。
無理です…


頂はすでに頂点だったのでしょう。
だから入れたら壊れたのでしょう。
多分そうでしょう。

オールフリーとスピリタス検証

今のところ比較的あたりが多いノンアルコールビール。 さて、サントリーのオールフリーは???

検証方法

  • オールフリーのみ
  • オールフリー:スピリタス 数滴
  • オールフリー:スピリタス 19:1
  • オールフリー:スピリタス 9:1

    評価方法

  • 以下の5段階で付けます。
  • (1…呑めたものではない ~ 5…これはいける!!)

検証結果

オールフリーのみ…2.5

f:id:ectogre:20190713151827j:plain まずはそのままいただきます。

まずは喉で飲んでみます。
すると、ノンアルコール特有の味が来て、すぐ引いてく感じですかね。
感覚は短いので、他のものと比べると物足りなさがちょっとあります。

舌に乗せても、そのノンアルコールビール特有の味がじわっと広がって
すぐに引いてく感じですね。

どちらにしても、ビールの味わいを求めて飲むものでは、ないですよね…

オールフリー:スピリタス 数滴…2.75

f:id:ectogre:20190713151841j:plain そんなオールフリーにスピリタス数滴入れてみましょう。

喉で味わう分には、最初の一瞬だけ、お?
変わった?と思いました。
しかし、その次の瞬間から先ののノンアル感が…
うーん、拍子抜けですねぇ…

一方、舌にのせて味わう時には入れないときと違って、
あのノンアル感を包むように甘さが出てきています。

そう考えると若干ましにはなったのかなともいえますね。

オールフリー:スピリタス 19:1…3.5

f:id:ectogre:20190713151852j:plain 数滴ではなくこのくらい入れればだいぶ喉で味わう時には
違和感がなくなってくるようになりました。
でも、後味に若干のえぐみが残るのは相変わらずですね…

一方、舌にのせた時は甘い風味が広がって美味いです。

ほかのノンアルコールビールには負けますが、
これでまったり飲めるお酒になったのではないでしょうか。

オールフリー:スピリタス 9:1…3

f:id:ectogre:20190713151914j:plain う~ん、期待できないんですけど、ここまで入れるとどうでしょう?

喉で味わうと、
ほとんど特有の味わいというのはなくなり、
スピリタスのあまさだけが感じられます。
そして、最後に喉をブワッとノンアルコール感が上がってくる状態です。

舌に乗せると…
舌の両脇に乗せることを意識すれば、甘い風味が楽しめてなかなかです。
ただ、それでも後味にえぐみがのこりますね。


やはり、全てのノンアルコールビールがおいしくなるわけではないみたいですね。
違いは何でしょう…