すぴりたすどばぁ(spirytus DBA)

仕事(Oracle DBA)で気になったこと、お酒、特にスピリタスについて備忘のためにつらつらと。

スレッジ・ハンマーのスピリタス活用法

今回はいつもよりガツンと度数が高いカクテル。
通常盤でも十分パワフルなスレッジ・ハンマーでやってみました。
素材がライム・シュガーシロップと味わいシンプルな分、
バランスが問われますが、さてはて…


検証方法

以下の3つのウォッカベースのカクテルを飲み比べ、味の変化を見ます。

(備考)

  • レシピが複数あるケースを想定し、引用元の本とページも記載します。
  • 比較対象のウォッカは再現性を第一に考え、コンビニでも入手が容易なキルビーウォッカを使用します。

対象カクテルのレシピ

「スレッジ・ハンマー」
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(材料)

  • ウォッカ…45ml
  • シュガー・シロップ…1ティースプーン
  • ライム・ジュース…15ml

スピリタス [ ウォッカ 500ml ]

スピリタス [ ウォッカ 500ml ]

  • メディア: 食品&飲料

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(作り方)
材料をシェーカーでシェークしてグラスに注いで完成。

※カクテル完全バイブル・112ページ記載

カクテル完全バイブル

カクテル完全バイブル

  • 発売日: 2019/06/14
  • メディア: Kindle

評価方法

以下の5段階で付けます。

味のバランス

1…呑めたものではない ~ 5…これはいける!!

濃さ

1…すっきりですいすい飲める ~ 5…濃ゆいのでチビチビ飲める

危うさ(度数と飲みやすさのバランス)

1…度数の割に飲めない ~ 5…度数の割に飲めてしまう

検証結果

通常レシピの「スレッジ・ハンマー」
  • 味のバランス…4
  • 濃さ…2
  • 危うさ…4
  • 度数…約28度

通常版なので割とウォッカの刺激が強い味になると思いましたが、
予想以上にシュガーシロップのまろやかさが強く働いています。
お陰でとても飲みやすく、ライムの味も無理なく感じられて
バランスがよく飲みやすいですね。

味の流れとしては、最初の一瞬にウォッカのアルコール感を感じますが、
主役がすぐにガムシロップのまろやかさとライムの酸味に主役が交代し、
ウォッカが脇役に回りアルコール感でふわっと支える印象があります。

サッと飲む気になればのめちゃうという意味では結構危ないカクテルです。


ハーフスピリタス置き換えの「スレッジ・ハンマー」
  • 味のバランス…2
  • 濃さ…4
  • 危うさ…2.5
  • 度数…約57度
    ウォッカの量を半減させたので、
    ライムやシロップの味が濃く強くなってはいるのですが、それを突き抜けて、
    スピリタスのアルコールが勝る結果になりました。

    他のカクテルだとスピリタスの量を半分にすれば
    濃くじっくり飲める系になることが多かったですが、これはダメみたいです。

    ただ、味の流れが変化し、
    後味がスピリタスによる揮発にライムの酸味とシュガーシロップの
    甘さがふわっと乗っかる形になるので、そこは素敵な感覚が楽しめますね。

    そう考えると、このカクテルを楽しむためには、
    飲んでる最中よりも後味をしっかり楽しめる飲み方をする必要があります。

    そのため、普段のスピリタスカクテル以上に、
    少量をチビチビと楽しむというのが、このカクテルでいい体験をするコツです。

    完全スピリタス置き換えの「スレッジ・ハンマー」
  • 味のバランス…1
  • 濃さ…3
  • 危うさ…3
  • 度数…約72度
    シュガーシロップたくさん入れても、
    ガッツリアルコールに甘ったるさが加わるだけでとても飲むのがツライです。

    予想してたけど、これはやらんでいいです。
    真似しないでください。



上の検証を踏まえると、
スレッジ・ハンマーのスピリタス置き換えでベターなのは、
スピリタスの量を半分にしたうえでライムをスピリタス
同量まで増やすあたりのバランスだと思います。

なのでやってみました。

スピリタス:ライムジュース=1:1で「スレッジ・ハンマー」
  • 味のバランス…4
  • 濃さ…4
  • 危うさ…2.5
  • 度数…約48度
    予想通り、バランスはここにありました。
    これなら、スタートはライムの酸味を楽しみつつ
    シュガーシロップの丸っこい甘味で尖ったのをカバー、
    かつ後味はスピリタスでフワッと口の中に広げることができますね。

    もちろん、チビチビ呑みましょう。


シンプルな味わいであればあるほど、
バランスをとるのは難しいというのを改めて実感しました。